どこからが「英語を話せる」レベル?英語を話せる基準について

・英語を話せる基準ってなんだろう?

・どのレベルから「英語を話せる」って言っていいのかな?

・どのくらい英語を話せたら凄いレベルなの?

英会話・英語を勉強している方はこんな疑問をお持ちではありませんか?

今回はそんな疑問を解消するための記事です。

 

英語を話せる基準やレベルを知ることは必要な事です。

勉強の目標を定めたり、自分の英語レベルの証明になったり

モチベーション維持のためにも重要です。

今回の記事では国際標準という「オフィシャルな視点」

「日本人の心理的な印象」の2点からお話しします。

CEFR(セファール)とは

CEFR(セファール)という国際標準があります。

これが「最も信頼性の高い英語を話せる基準」とされています。

なぜなら、以下の引用の通り、長年にわたる研究により開発され、

38もの言語へ適用されています。

なのでこちらの基準を元に「私の英語レベルはこのくらいです!」と言えば

説得力が非常に強い発言となります。

「外国語の学習・教授・評価のためのヨーロッパ言語共通参照枠(CEFR:Common European Framework of Reference for Languages)」は言語の枠や国境を越えて、外国語の運用能力を同一の基準で測ることが出来る国際標準です。

(中略)CEFRは欧州評議会(Council of Europe)によって、20年以上にわたる研究と実証実験の末に開発され、2001年に公開されました。

https://www.britishcouncil.jp/sites/default/files/ees-cefr-jp.pdf

ブリティッシュ・カウンシルの英語教育・英語4技能試験について

CEFRは以下の表に示す6段階にレベル分けされます。

C2が最高レベルでA1が最低レベルです。(下表左側)

レベル毎に「何ができるか」を示した熟練度が書いてあります(下表右側)

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https://www.britishcouncil.jp/sites/default/files/ees-cefr-jp.pdf

ブリティッシュ・カウンシルの英語教育・英語4技能試験について

CEFR A1以下のレベルはないの ?

調査してみましたがA1以下のランクは無いようです。

日本語だけでなく、英語でも調査してみましたが一切見つかりませんでした。

よって、A1より下は英語を話せないという結果になります。

CEFRの使い方

念のためお伝えしますが、CEFRという試験があるわけではありません。

TOEIC等の様々な試験の点数と、CEFRランクの関係性を用いて

自分の英語能力を判断するのが主な使い方です。

関係性を以下の表に示します。

f:id:syachiku_patti:20190509013854p:plain

 http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/30/03/__icsFiles/afieldfile/2019/01/15/1402610_1.pdf

各資格・検定試験とCEFRとの対照表

文部科学省(平成30年3月)

例えば、TOEICの場合では

合計スコア=L&R+S&W*2.5と算出される基準があります。

L&Rが500点

S&Wが200点の場合、

合計スコア=500+2.5*200=1000

CEFR A2・・・625~1145なので

レベルはA2 という計算方法になります。

もし、検定試験を受けたことが無い方は目安として

CEFRの表をもとに自己評価をするのもアリです

「何ができるか」の項目から自分のCEFRレベルを選択すればよいだけです。

ちなみに私は海外転勤してからTOEIC等の試験を受けていないので不明です。

よって「何ができるか」から選択するとB1が最も近いと感じています。

海外転勤の辞令が来る前はA1かそれ以下のランク外という事は間違いありません。

私はたった3ヶ月で少なくとも2ランク上げる事に成功したようですね!

読者の皆様もスタート地点(現状)を知るためにも今すぐ確認してください!

CEFRの「何ができるか」が分かりにくい!という人の為に

TOEICとか試験を受けたことないし、受けるのもめんどくさい

でもCEFRのレベルを知りたい

そんな方へ、「この英語が話せればこのレベル」という表を見つけてきました!

「St-Giles international」という世界中に展開している英語学校が

CEFRレベル毎の説明と話せる英語レベルの文書を発行しています。

以下のリンクからSt-Giles internationalのCEFRに関する文書が載っている

ページに飛ぶことができます。

LEVEL DESCRIPTORS | St Giles International

量がそれなりにあるので読者様の方で確認されるのがベストですが

そもそも英語サイトなので読めない方が多いと思いますので

サイトと文書の見方を解説しますね。

CEFRレベル毎に話せる英語の確認方法

レベル毎の文書リンクを選択

以下から気になっていたり、目標にしたいレベルを選択してください。

クリックするとPDFファイルが開くと思います。

今回はA1の例で行きますね。

A1   /    A2    /    B1      /    B2       /     C1     /    C2         /


Level A1 Learner outcomesを見つける

次にLevel A1 Learner outcomesというページの一番上に書いてある

アンダーラインが引かれた文字を見つけてください。

A1では3ページ目にあると思います。(レベル毎にページ数が違います)

これは「レベルA1の受講者のアウトプット」という意味です。

つまり、「この学校のレベルA1授業を受ければ、こんな英語が話せるようになりますよ。」

という意味です。

後ほど紹介しますが、この「St-Giles international」非常に信頼性の高い

英語学校なので、このアウトプットもCEFRの基準に準じていると判断してよい

と考えられます。

この下に「Students will be able to use the following:」と書いてあると思います。

こちらは話せるようになる項目のざっくりとした内容ですね。

文法事項や話題などが挙げられています。

しばらくページを進めると

「Learner outcomes:Examples」

とアンダーラインで書いてあると思います。

A1の場合は4ページ目にあります(レベルによってページが異なります)

ここには話せるようになる場面とその時に使う英文が

場面ごとに書かれています。

太字が場面、細字がその時使う英文です。

時間を尋ねる、挨拶、質問などなど結構な項目があります。

このようにして確認してみてください!

各レベルの英語を話せる基準の具体的なイメージが理解できると思います!

St-Giles Internationalとは?

1955年に設立され、毎年100か国以上から10000人近い生徒を抱えている

由緒正しく歴史のあるグローバルな英語学校です。

この学校は60年以上の歴史を持っております。

長い年月をかけ幅広い世代や国の人々に英語を教える事によって

英語教育のノウハウを持っているため、授業のクオリティが高く

幅広い年代やレベルに対応したカリキュラムが多種多様にあるなど

世界的に非常に評判が良いとの事です。

以下のサイトを翻訳・要約しました。

St-giles international

About St Giles

https://www.stgiles-international.com/about

従って、これだけ歴史があり世界的に評判が良い学校が発行している文書であれば

信頼性が十分にあると判断できます。

安心して活用してください!

日本人の「英語が話せる」という印象

この項目はせっかく英語を勉強してるんだから

「少し見栄を張りたい!」、「デキる奴だと思わせたい!」

などなど、周囲に認められたい人のための項目です。

CEFRでかなり精度よく英語ができるレベルが定義されていたとしても

英語を勉強していない人からしたらB1もB2もC1も

全部同じに見えるかもしれませんでしょう。

「じゃあ、いったいどこら辺からみんなが認めてもらえるんだろう…?」

多くの意見が集まる発言小町のトピックを見てみました。

1つ1つの意見を書いたりしませんが、人によってその基準はバラバラでした。

挨拶が出来ればよいという人から、3~4人で議論できるレベルなどと

話せるレベルに幅がありました。

発言小町

英語ができるって、どのくらいのレベルをいうと思いますか

https://komachi.yomiuri.co.jp/t/2014/0130/640857.htm?o=0&p=1

「じゃあ、どうしたらいいんだ」と思う読者様へ、

確実に「英語ができる人」と認められる2つの案を私が提案します。

1.CEFRレベルB1であればほぼ大丈夫

レベルB1は日常生活においてほぼ全く困らないレベルです。

日本で遭遇する外国人と触れ合う機会で何もできないという事は無いでしょう。

2.英語を使用する場面を意識する

「B1ってちょっとハードル高くない?」って思った方はこの方法がお勧めです。

大勢が注目している時に、率先して英語を使うのです。

この時の英語はレベルが低い内容だったり、多少間違っていたりしても

問題ないと思います。

例えば、私の実話ですが

外国人がいる飲み会の〆の挨拶で日本語で挨拶しても良いと言われていたのですが

凄く簡単な英語で〆の挨拶をしました。

すると物凄く受けが良く、お偉いさんからは「こいつは英語ができる奴」

という印象を持たれました。

(これは海外転勤になったきっかけの1つだと思ってます。)

これは単純な印象問題です。

簡単でお粗末な内容でも、場面を選んで英語を話せば

強力な印象を与えられるようです。

外国人が送ってきたメールに他の人に代わって返信したり

困っている外国人を助けたりするのもいいかもしれませんね。

まとめ

・「英語を話せる」という国際的な基準はCEFR

・「英語を話せる」という日本人からの印象はCEFR B1あれば間違いなし

無理そうなら上手く場面を選んで英語を話してみる。

英語を話せる基準についていかがでしたでしょうか?

皆さんの疑問や不安は晴れましたでしょうか?

「もっとこんなことを知りたい!」という事があれば

この記事に関わらず遠慮なくコメントをお願いします!

最後まで読んでくださいましてありがとうございました!

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